ー玄関ドアのリフォームにかかる費用を解説!工事方法や安く抑える方法ー
玄関ドアのリフォームは、防犯性やデザイン性を高めるのために最適です。
しかし「玄関ドアのリフォームにはどのくらいの費用がかかるの?」「どのようなリフォーム方法があるの?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、玄関ドアのリフォームにかかる費用や工事方法などを解説していきます。
また、玄関ドアのリフォーム費用を相場より安くするための方法などもご紹介しますので、玄関ドアのリフォームをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
玄関ドアの種類
玄関ドアには、いくつかの種類があります。
まずはどのようなタイプのドアがあるのかを見ていきましょう。
開き戸
開き戸は、前後に開け閉めするタイプの玄関ドアです。
開き戸には、大きく分けて片開きドアと両開きドアの二種類があります。
片開きドアは片方からしか開け閉めができないドアで、両開きドアは観音開きのドアです。
また、両開きドアのなかにも、親子ドアという種類もあります。
親子ドアとは、メインで開け閉めする大きな扉と、ロックを解除すると開くようになる小さな扉の二枚からなるドアです。
大きなものを搬入する際に便利なドアタイプとなっています。
引き戸
引き戸は左右横にスライドさせてドアを開閉できる玄関ドアです。
引き戸は前後にスペースを必要とせず、スペースを有効活用できます。
また、開き戸よりも開閉がスムーズなので、お年寄りや子どもでも簡単に開け閉めができるでしょう。
引き戸にも種類があり、片方からしか開け閉めができない片引き戸と、二枚の扉が設置され、左右どちらからでも開け閉めができる引き違い戸があります。
断熱ドア
実は窓や玄関などの開口部は、室内の熱の流出が最も多い場所といわれています。
断熱ドアは、外気の影響を受けにくく、室内の熱を逃がさない玄関ドアです。
冬の寒い時期は玄関が凍えるほど寒くなりますが、断熱ドアの場合は冷たい空気を遮断してくれるので、それほど寒くはなりません。
また、玄関が冷えないことで結露ができにくく、カビなどの原因を未然に防ぐこともできます。
断熱ドアは引き戸にも開き戸にも使用することができ、より機能性を重視する方におすすめの玄関ドアです。
玄関ドアのリフォーム方法
ここまで玄関ドアの種類をご紹介してきましたが、玄関ドアのリフォームにはどのような工事方法があるのでしょうか。
ここでは、費用が安く抑えられる「カバー工法」と、リフォームの自由度が高い「はつり工法」の二種類を解説していきます。
カバー工法
カバー工法とは、現在のドア枠に新しいドア枠を被せ、新しい扉を設置するリフォーム方法です。
既存のドア枠を壊さずにリフォームができるので、工事の騒音が少なく、費用も安く済みます。
また、工事日数も短縮できるので、半日〜2日程度で施工が終わるのもメリットです。
しかし、カバー工法にはいくつかのデメリットもあります。
既存のドア枠に、新しいドア枠を設置するため、新しい玄関ドアは今よりも小さい玄関ドアを選ばなければなりません。
新しいドア枠を追加することで、段差ができる点にも注意が必要です。
はつり工法
はつり工法とは、現在のドア枠と玄関ドアの両方を新しいものに変える工事です。
既存のドア枠と玄関ドアを両方とも新しくするため、工事費用は高くなります。
大掛かりな工事になりますが、それだけ新たに設置する玄関ドアの選択肢は広がり、リフォームの自由度は高いです。
玄関ドアのリフォームにかかる費用相場
先述した玄関ドアのリフォーム方法ですが、一体どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
ここでは、「カバー工法」と「はつり工法」の費用相場を見ていきます。
新しく設置する玄関ドアの種類によっても費用は変動しますが、ある程度の予算を組むことはできますので、ぜひ参考にしてみてください。
カバー工の費用相場
カバー工法は、既存のドア枠に新しいドアを追加するだけの工事方法ですので、リフォームにかかる費用はドア本体の値段と施工料、既存の玄関ドアの撤去費用だけです。
【カバー工法の費用相場】
ドア本体や部品の費用:15万円〜40万円
工事費用:4万円〜10万円
撤去費用:1万円〜3万円
全ての費用を合計すると、20万円〜50万円ほどです。
できるだけリフォームの費用を抑えたいという方は、玄関ドア本体の値段も安いものにして、カバー工法を選ぶと良いでしょう。
はつり工法の費用相場
はつり工法は、現在の玄関ドアと一緒に、既存のドア枠ごと新しいものに変えます。
そのため、カバー工法よりも費用は高くなることがほとんどです。
【はつり工法の費用相場】
ドア本体や部品の費用:15万円〜40万円
撤去費用:1万円〜3万円
ドア枠の取り付け:4万円〜5万円
ドア枠のコーキング:1万5千円〜2万円
はつり工法は、カバー工法より費用が高額になりやすいですが、自由度が高いリフォームです。
高めの予算を組めるのであれば、理想の玄関ドアのためにはつり工法を検討するのも良いでしょう。
玄関ドアのリフォームの費用を抑える方法
玄関ドアのリフォーム費用を少しでも安く抑える方法をご紹介します。
一つは、補助金の制度を活用することです。
「次世代省エネ建材の実証支援事業」などの国や自治体が実施している補助金制度を利用しましょう。
もう一つは、複数の業者から見積もりを取ることです。
複数の業者から見積もりを取り、費用や施工内容の詳細を確認しましょう。
詳しい内容の記載や、具体的な説明がある業者であれば、信頼できる可能性が高いです。
玄関ドアのリフォーム費用自体の比較もできるため、見積もりをとることは必須といえます。
さらに、玄関ドアに求める条件の優先順位も決めておくと良いでしょう。
現在の玄関ドアで、改善したい点や気になっているところを解決できるように、リフォームを行うことで、最低限の支出に抑えられます。
「子供を一人にすることが多くなったから、防犯の面で役に立つ鍵穴がないタイプのスマートキーの導入したい」「デザイン性や色を重視したおしゃれな玄関ドアへのリフォームがしたい」など、明確な目的があると余計な支出を出さずに済みます。
玄関ドアのリフォームをする際には、現状で改善したい部分や気になる点をまとめておくと良いでしょう。
まとめ
玄関ドアのリフォームは、住まいをより安全に美しくするために欠かせません。
ライフスタイルの変化に伴い、使いやすい種類の玄関ドアに変えたり、防犯性や断熱性を高めたりすることで、快適な住まいづくりを実現できます。
玄関ドアのリフォームをお考えの方は、まずは複数の業者から見積もりを取り、信頼できる業者を選んでみてください。
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